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そろそろ季節が「冬」に変わります:「立冬」

2022年11月7日は「立冬」

ここから、暦では「冬」になります。
体感的には、秋まっさかりではありますが。

一年を24に分けた「二十四節気」の19番目に当たる季節を「立冬」と言い、「冬の兆しを感じる日」として、暦上では明日から「冬」の区分に切り替わるのです。

また、次の二十四節気である「小雪(しょうせつ)」の、前日である11月21日までの期間を「立冬の期間」といわれています。

暦は中国で誕生しました。

なので日本の季節と若干の「ずれ」が生じてしまいます。

日本では、体感的には「秋」の気候ではありますが、そろそろ「冬」を感じて準備をするのは「先取り」でもあるので、しっかりと待ち構えて「冬」の気候を受け取ることができます。

いわゆる「運がいい人」は、少しだけ先を意識して行動する人ということからも、暦を意識して行動することは、「運がいい人」なるサポートをしてくれることでもあるんじゃないかなと思っています。

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古代中国思想では、巡る季節について

春は生じる

夏は長じる

秋は収める

冬は蔵める

このように説いています。

春の気は、命の芽が芽吹き、様々なものが伸び始めます。とにかく伸び始める、動き出す。出発する。など。外に向かって動き始めるのです。

夏の気は、伸びた芽が、さらにどんどん大きくなっていきます。とにかく伸びる。発展して強くなり、活発に広がります。四方八方に広がります。

秋の気は、大きくなりすぎたもの、過剰になりすぎたものが不具合を生じ始めます。重さを感じ始めます。なので、要らないものは捨て、必要なものを選別します。
削ぎ落とされ、磨かれていきます。

そして、冬の気は、大切なものだけを、ひっそりと隠したり、守ったりします。内向きに動きます。必要以上には動きません。冷えて固まって動き辛くなるからです。
動物たちは冬眠し、木々は葉を落とし、「必要最低限」に留めます。

「気」は、どんな感じになるのかいうと

寒いと「気」は収縮し

熱いと「気」は外に洩れます。

なので、「冬の気」は

大切なものをギュッと握り締め、大切なものと向き合って、大切なものが、次に来る春にいったいどんな素敵な「芽」を出すんだろうと、楽しみにしながら、自分の中でゆっくりと、じっくりと温める。

決して華やかではないけど、大事な時期です。

「卵」を温める「母鳥」みたいな感じですね。

人によっては、ちょっとテンションが下がり気味になるかもしれません。
身体が縮こまって、動きたくなくなるかもしれません。

特に、「命式」が火が強い「熱い」タイプの人は、寒い「冬」の気は苦手かもしれないですね。

でも、「春」になると、温めていた「卵」から、新しい命が誕生します。

だから、今、思い通りに進まない計画があっても、焦らずに、計画を練り直したり温めておきましょうね。

「冬の気」が、強い味方になってくれて、節分が開ける頃、「準備万端!さあ、行こうよ!」と元気な産声を上げて、春には、生き生きとした「芽」が芽吹くはずです。

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心と体は繋がっていると言われますが、「運気」も一緒に繋がっていると思っています。
体が冷え切ってしまうと、「運気」も一緒に冷え切ってしまいます。

だから、「冬」の運気活性化には、「温活」が必須です。
優しい「火」で、体と運気を温めていきましょう。

特に、「三首(首・手首・足首)」が冷えると、老けるそうなんです!

それは栄養を全身に運んでくれる「血」の巡りが、冷えると悪くなってしまうからだそうです。

温かアイテムを活用して、「冬のお洒落」を楽しみたいですね。

それは同時に、「冬の運気」を整えることになります。