きっとうまくいく:私が思う「成功者」の思考パターン
ハッピーエンドで分かりやすい映画が好きです。
どちらかと言うと、ものすごく感情移入をしてしまうので、悲しい映画を観ると、ものすごく悲しくなってしまうし、曖昧な終わり方だと、先が気になってモヤモヤしてしまいます。
インド映画は、「頑張った人が幸せになる」ストーリーなので、安心して没頭できます。
2009年に公開された「きっとうまくいく」は、特に好きな映画です。
huluで配信開始になっていたので、久しぶりに観てみました。
偏差値のとても高い工学系の大学での物語で、主人公のランチョーは、ちょっと変わった、でもとても発想力豊かな男子学生です。
古い体制に馴染めない彼が、古い体制を守ろうとする「大学側」と、意見をぶつけながら、時には助け合いながら、充実した学生生活を送る様子が描かれています。
ランチョーは、二人の親友とともに、様々なハプニングを乗り越え、みんな自分が選んだ進路に向かって進んでいきます。
ハプニングに遭遇すると、ランチョーは親友に、こう言います。
「自分がなりたいものは心が教えてくれる。
臆病になっている時は、胸に手をかざしてこの言葉を言うんだ
“AAL IZZ WELL”(きっとうまくいく)
心はとても臆病なので、心を麻痺させる必要がある。
この言葉を言うと、(臆病を)無視する勇気が出るんだ。」
ランチョー自身も、いつもこの言葉を言いながら、数々の困難を乗り越えていきます。
親友が、自分の希望する道を諦めて、親の望む道に進もうとした時
ランチョーはその親友に言います。
「成功を追うのは間違いだ。
成功でなはく、優秀を追求しろ。
優秀なら成功は付いてくる。」
そして、親友たちとランチョーは、それぞれ自分の選んだ道で、精一杯努力をし、成功を手にするのです。
「優秀な人」とは。
目に見える「成功」や周囲から賞賛される「結果」に、こだわらない人だと思います。
「優秀な人」が目指すものは、自分の納得のいく「結果」を出すこと。
そのために、今の自分が精一杯できることに、集中し、自分が納得できる最大限の結果を出すまで諦めません。
優秀な人は、「納得できる結果」にこだわります。
時として、周囲と意見が合わなかったり、意見が途中で変わったり、計画を変更したりします。
最初にしっかりと、頭で考えて練ったプラン通りに進めようとする周囲からすると、余計なことばかりしてと反感を持たれてしまうこともあるかもしれません。
でも、時間は流れ、時は移ろい、状況は刻々と変わります。
どんな状況においても、いつも「納得ができる結果」を出せるのは、変わる流れに合わせて変わり続け、挑み続ける勇気が必要です。
「なりたいもの」は、心の中で囁きます。
「だって、好きなんでしょ。」
「大好きなんでしょ。」
好きなものは手放したくないし、好きなものは、もっと良くなってもらいたい。
心の声に励まされると、勇気が湧き上がってきます。
そして、どんな時でも、挑み続けることができます。
「成功者」は自分の心を大切にしている人だと思います。