「言霊」は語る:山口県の美味しいものをご紹介します
山口県萩市と言えば、「夏蜜柑」が有名です。
「夏蜜柑」を使った、スイーツやジュース、ソフトクリーム、ドレッシング、数え始めたらきりがないほど、たくさんの美味しい「夏蜜柑」の進化系があります。
新しく生まれる進化系たちが、どうしても超えられない「王道」は、「夏みかんの丸漬」かもしれないですね。
こちらは、長州屋光圀製菓本舗の「夏みかん丸漬」です。
名前の通り、「夏みかん」のまんまのお菓子。
夏みかんの中身をくり抜いて、皮は砂糖漬けに、中には白い特製羊羹がぎっしりと詰めていて、非常に手間隙がかかるお菓子です。
中はこんな感じです。
薄く切っていただきます。(そんなに薄く切れなかったけど・・・)
「夏みかんの丸漬」は、他のお店からも、販売されています。
作り方は、お店によって違いがあり、なので、味や食感も違います。食べ比べてみるのも楽しいですね。
夏みかんの皮の香りと苦味が、中の羊羹の甘さを、よりあっさりと感じさせてくれる上品なお菓子ですよ。
私は、どこのお店のものも、甲乙つけがたいと思っているんですが、黄色くなる前の青い皮の砂糖漬けも、捨てがたい。。。。。
今日は、夏みかんの丸漬を切り分けて、熱い緑茶をいただきながら、ゆっくりおしゃべりをしながらお茶の時間を過ごしました。
思いがけず70年以上前の、この街の様子や、暮らしの様子を聞かせていただきました。
あまりにも、今との違いの大きさに、驚くやら、胸が痛くなるやら・・・。
でも、乗り越えてきた度胸と根性のエピソートから、勇気と元気を、たくさんもらいました。
振り返って「語る」のは、相当エネルギーが必要らしく、時には、「語り」を避けたい気持ちにもなるそうです。
やはり、「言葉」は生きていて、自分の「言葉」を生むには、お腹の底から放出する力が必要ですね。「言葉」には、魂がこもっているから、「言霊」と言われているんでしょうね。
いつだって、いろんなことが巻き起こり、そして、巻き込まれて飲み込まれて。。。
毎日は有事の連続だからこそ
美味しいお菓子と熱いお茶を楽しめたから、今日もまあまあ合格の日かな。
変えられないものを変えたいと望むのではなく、今可能な事の中で、自分が一番できそうなことを選んで、それを信じて掴む。後は「運」を天に委ねる。
「言霊」は、そんなメッセージをくれました。