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「根拠のない自信」には、揺るぎない「根拠」があります:「成功者」の思考・行動の分析

何かを成し遂げる人に必ずあるものは「根拠のない自信」です。

 

これがなければ始まらない

これがなければ続かない

これさえあれば、どんな結果でも「成功」したと思える

そのくらい大切な「思い」です。

 

 

まず、一歩踏み出すとき、大抵はみんながこぞって、「それ、無理だよ。だって今まで誰もやってないから。前例がないからね」と言います。

そして、出来事も、「本当にやりたいの?まだその道はできてないから、あなた自分で作れる?」とやや冷ややかに傍観します。

何からも手伝ってもらえない状況です。

 

そんな時、「根拠のない自信」は、「大丈夫、大丈夫」と、目指す方向に指をさしてくれて、「あっちに進んで行けば、そのうちに、きっと、なんとかなるかも」とやや能天気に語りかけてくれます。

 

 

進み続けていると、いろんな「穴」や「壁」や「川」があります。乗り越えられるかどうかちょっと心配になります。

そんな時、「根拠のない自信」は、「大丈夫、大丈夫」と、目指す方向を指差してくれて、「最後にあっちに辿りつけばいいわけだから、一番行けそうなルートで行こうよ。こっちがダメなら、あっちはどう?」と、ちょっと軽いノリで、でも強引に引っ張ってくれます。

 

 

やっと目指す場所に辿り着いてみると、「思っていた」通りの場所もあるけで、「あれ?これですか?」と残念に感じてしまう場所も隠れていたことに気がつきます。

そんな時、「根拠のない自信」は、「大丈夫、大丈夫」と、思っていた通りの場所に仁王立ちして、「ここに来たかったんでしょ。だからとりあえず良かったね」とドヤ顔で言い切ります。

 

「根拠のない自信」は、時と場合によって、様々なスタンスで変化をし、最後までしっかりとサポートをしてくれるのです。

 

 

だから、しっかりと成し遂げることができます。

 

 

 

「根拠のない自信」とは何かというと、それは「自分の思い込み(偏見)」です。

思い込みの視野は狭いので、思い込んだもの以外は受け付けません。たとえ「それ以外」がやってきても、強引に自分の視野の中にねじ込み、入らないものは見なかった事にして、「削除」します。

 

だからこそ、どこに「視点」を置くのかが、とても大切になってきます。

 

 

全てのものは「進化」します。

全てのものは、発達の段階を経て、成長をしていきます。

それは「思い込み」も例外ではありません。

「思い込み」にも、進化する順番と、強化するポイントがあるのです。

 

 

まずは、それは、「経験」をすることから始まります。

 

 

何かを経験するのは、実際に体験することが一番確実です。それは「体と心」が両方ともに「経験」をするからです。

何かを経験すると、人は必ず「感情」が芽生えます。

 

楽しいとか、楽しくないとか

嬉しいとか嬉しくないとか

 

ポジティブなのかネガティブなのかは、その時の状況によって変わります。

 

それは「思い」の種が、自分に向かってポイっと投げられて、それを受け取る感じです。

そして、その種を育てたいのか育てたくないのか、自分の中で思考がぐるぐる巡り始めます。

 

 

「思い」が成長を始めました。

 

 

ポジティブに受け取った場合は、種を大切に育てていきたいと感じます。もっと大きくして、もっとたくさん種を感じたいと思います。だから、「どうしたら、素敵な花を咲かせることができるだろう」と思うのです。

ネガティブに受け取った場合は、その逆です。育てたくないと感じます。育てさせられるのは嫌だとさえ感じてしまうかもしれません。

 

 

でも、種はそんな気持ちに左右されることなく、芽を出します。

 

 

 

そして、「思い」はどんどん成長していきます。

そして、「思い」の個性が出来始めます。

 

 

人は常に「答え」を求めています。

 

 

「正解」が出ると安心します。思った通りの結果だからです。

 

人は、いつも、自分が自分に課した「問題」にぴったりの「正解」を探します。

だから「素敵な花」を咲かせたい時には、「素敵な花が咲く」ための方法を見つけようとします。

「変な花しか咲かない」と思う時には、「変な花が咲く」ための応報を、必死で探します。

 

 

探すだけでなく、徐々に行動も伴い始めます。

 

 

行動が伴うと、どんどん「情報」が集まってきます。

 

「思い」の種はとても素直なので、育てられた通りの芽を出し、どんどん成長します。

与えられるもの全てを、受け取って、与えられた通りに成長をします。

だから、人は、「ほら、やっぱりね」「思った通りになった」と感じるのです。

 

 

この辺りまで来ると、最初は同じ場所から誕生した「思い」が、どんどん「個性」が磨かれて「個性的」に育っていきます。

 

 

そしてついに、花が咲きました。

 

 

花は思った通りの花が咲きます。

 

それを見て、人は、「だから言ったでしょ」「思った通りの花が咲いたね」と、「思い」は「確信」に進化します。

 

 

「思い」はついに「完成」しました。

揺るぎない「個性」を獲得したのです。

 

 

そして、花は次から次へと咲き誇ります。

素敵な花は、誇らしげに咲きます。少しくらい傷がついていたとしても「素敵」だと言われるので、誇らしく咲きます。そして小さな種を宿します。

 

変な花は、それでもちゃんと花を咲かせます。それは、案外素敵な花ではあるけど、でも「変な花」とレッテルを貼られているので、あえて「素敵でしょ」とは言いません。そして小さな種を宿します。

咲き誇る花を見ながら、「確信」に変わった「思い」が強化され、「自分の常識」としてバーションアップを果たします。

 

「常識」となったからには、怖いもの無し。

 

誰がなんと言おうが「そうなるしかない。だって世の(自分の)慣例だから。それ以外は却下します」

 

 

これが「根拠のない自信」の正体です。

 

 

「根拠のない自信」の成長の過程に登場するのは、「自分」だけです。

 

誰も手を貸してくれないし、自分一人で「種」を育てます。

誰にも邪魔されることはありません。

 

 

「種」と向き合ったとき、芽がでるかどうかはわからないけど、少し不安に感じても

「大丈夫、大丈夫。種はたくさんあるから。ダメでもこれで最後ではないから。何度でも種はまけるよ。諦めなければね」

 

「芽」と向き合ったとき、例え弱々しい芽だったり、葉っぱが小さかったとしても

「大丈夫。大丈夫。芽はたくさん出てるよ。いろんな芽が出てるよ。全部が思い通りに伸びなくても、どれか一つくらいは大きく伸びていくよ。大切にお水をあげればね」

 

 

「花」が咲きそろったとき、思っていたより小さい花かもしれないし、想像していた色とは違っているかもしれないけど、花には変わりありません。でもいい香りがしているかもしれません。蝶々が飛んでくるかもしれません。意外な「おまけ」が付いてくるかもしれません。

「大丈夫、大丈夫。今回はこれで終わったけど、でも種がたくさん出来てるよ。気持ちを切り替え、種をまいてみよう。大切に育てると、また花が咲くよ。楽しみだね」

 

 

どんな時にも、これからの「可能性」を楽しみに感じる「思い」

これが「根拠のない自信」の本当の正体です。

 

 

 

「可能性」は無限大に広がります。

広がり続けるから、修正はいつでも可能です。

いつでも修正できるので、揺るぎないし、動じないし、誰からも「支配」されることはありません。

 

 

自分の可能性を信じて進む人は、何度でも、何があっても、誰になんと言われようとも、「素敵な花」を咲かせることができるのです。

 

だから成功します。