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「心が閉じている」時は、「目」だけで「景色」を見ている時:五感で感じる大切さ:「運の良い人」はきっとこんな感じ

 

10年前、「香り」好きが高じて、アロマテラピーを、本格的に学びました。

 

アロマリラックス(リフレインセラピストカレッジ山口校)&グリーンフレグランスに、約二年間通い、AEAJ認定アロマテラピーインストラクターとアロマセラピストの資格を取りました。

 

アロマテラピーは、海外では、リラクゼーションだけではなく、メンタルケアの分野でも、積極的に取り入れられていて、日本の医療機関でも、「香り」の効果を、単なる「癒し」だけでなく、治療効果を高めるために、提案されるドクターも増えてきています。

 

 

香りは植物からの素敵な「プレゼント」です。

 

 

アロマテラピーで使う精油の「香り成分」は、鼻の粘膜や肺から、体内に吸収されます。

鼻から入った「香り成分」は、大脳に流れていきます。

肺から入った「香り成分」は、血液循環の中に入り、体の隅々に巡っていきます。

 

 

「香り」のある日常を楽しむことは、「香り成分」を積極的に取り入れることで、身体が喜びます。

 

また、香りにも「気」があります。

心地よい香りは、必要な「気」を取り入れていることです。

 

 

心地よい香りを選ぶことは、香りの「優しい気」を受け取ることです。

ちょっと疲れた時には「お疲れ様」と香りが励ましてくれるし

ちょっと悲しい時には「泣いて良いよ」と寄り添ってくれるし

気合いを入れたい時には「行ってらっしゃい」と背中をポンと押してくれます。

 

 

今日は、冷たい雨が降り、ちょっと肌寒い一日でしたが、アロマの講師をしていただき、グリーンフレグランス代表でもある友人と、ランチをしました。

 

 

 

風水では、「運気の良い空間」は

明るい「光」が差し、心地よい「風」が、爽やかな「香り」とともに流れるように通っている場所だとされています。

 

 

「良い香り」は「良い運」を運びます。

 

 

香りを楽しむことは、「心と身体」が喜ぶだけでなく、「運」も喜ぶのです。

 

 

森羅万象、全ては「気」で構成されています。

 

精油にも「気」が宿っていて、精油を調整することで、「場所の気」も調整できます。

 

なので、「五気調整術実践アドバンスコース」では、精油を使って「気」の調整をする方法もお伝えしているのです。

 

 

 

個人鑑定のお客様のために、お部屋の掃除のあとの仕上げに、「今日のお客様」に感じていただきたい「気」をブレンドした、アロマオイルをデュフューザーに入れ、香りを焚きます。

 

 

お客様が、お部屋に入られる瞬間、2パターンの反応があります。

 

 

まず、一つ目は、「良い香りですね。」と、香りを感じる方。

そして、二つ目は、香りを感じることなく、そのままソファーに腰掛けられる方。

 

 

香りを感じる方は、「心が開いている」状態。

そうではない方は、「心が閉じている」状態です。

 

 

「心が開いている」時は、すぐに「本題」に入ることができるので、どんどん話を進めていきます。

 

「心が閉じている」時は、まず心を開いていただくために、信頼関係持てるよう、ゆっくりと話を進めます。

そして、「あら、なんか良い香りがしますね」と言われたり、デュフューザーの蒸気に目を向けられたら、話を「本題」向けて、どんどん進めます。

 

 

 

人は、外部からの刺激を感じるとき、「視覚」「聴覚」「味覚」「触覚」「嗅覚」の五つの感覚を駆使して、感じています。

 

そのうち90パーセントは「視覚」で感じると言われています。

 

悩みを抱えて「心」が固く閉じてしまうと、外部からの刺激から身を守るため、五つの感覚も、どんどん「閉じて」しまいます。

 

なので、「視覚」以外の感覚は、とても小さくなっていて、「心地よい香り」を感じる「余裕」がなくなってしまうのです。

 

 

なので、ストレスが過剰に強くなりすぎると、突然、聞こえずらくなったり、味がわからなくなったり、そして香りを感じにくくなります。

 

 

 

香りを感じていただけるかどうかが、、「心」が開いているかのバロメーターになるのです。

 

 

 

ドイツの生物学者であり哲学者でもある、ユクスキュルは、「全ての生物は、自分自身が持つ知覚によってのみ世界を意識している」と唱えました。(環世界)

 

つまり、各生物それぞれが、各々主観的に「環境」を捉え、独自の「世界」として「環境」を感じているということです。

 

 

カメラが趣味の方の「あるある」で、カメラで写真を撮るとき、シャッターを押すまで気づかなかった「障害物」を、「画像」として見た時に初めて気がつく、という事があります。

 

私も度々やってしまい、「障害物」を避けて再度撮り直す事がよくあります。

 

 

「自分の目」で見る「景色」が「全ての景色」

 

 

心を固く閉ざしたまま見る「景色」は、「狭く悲しい景色」です。

 

 

心が気持ちよく、深呼吸をしてる時、「景色」は広く大きくなって、「景色」の「陰」だけでなく、「陽」が目の前にあることに気づきます。

 

 

植物の生命の気がたっぷり詰まった精油は、心が思わず深呼吸したくなる、心地よい「風」を起こしてくれているのです。

 

 

 

ランチの時間だけでは話が終わらずに、その後、事務所でお茶タイムをしました。

 

彼女も、私と同じく、一人で会社を立ち上げ、経営をしている「一人社長」です。

18年間、走り続け、これからも「やりたい」事が山積みなので、どれからやろうかと、今後も走る気満々。

 

 

「自分に必要な精油を自分で選びとってもらいたい」と彼女。

「自分に必要な気を自分で選びとってもらいたい」と私。

 

 

人は、自分で決めたことに対しては、「思い入れ」があるため、ポジティブに決めたことは、人に決めてもらうより、数倍ポジティブパワーが増します。

 

 

「個」の時代、「自分」のことは「自分」で守る事が求められます。

 

 

「精油」と「暦」は、そのお手伝いをしてくれます。

 

 

その方法を、これからも、伝えていきたいねと、お互いの「野望」を、語り合い、雨にも負けない熱い一日になりました。