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「命式」で最も大切なパーツは「日柱干支」です:「日柱干支」はあなたの「頭」です

四柱推命では、生年月日と生まれた時刻から、「命式」を立てて、それを元にして鑑定をしていきます。

 

「命式」とは、その人が、この世における「命」のスイッチが入った瞬間が、どんな「景色」であるのかを八つの「文字」で表したものです。

八つの「文字」は、二つがひと組になります。

 

そして、生まれた「年」(年柱)と。生まれた「月」(月柱)と、生まれた「日」(日柱)と、生まれた「時間」(時柱)の4つの「柱」があり、お互いにどんな影響を与えあっているのかが、その人の「個別の景色」となります。

 

「景色」なので、「吉」や「凶」の概念ではなくて、「見どころ」や「お勧めポイント」を探していき、そこをより、最も良い状態で出していけるようにしていくのです。

 

 

その中で、最も大事にして、最も前面に出た方が良いのは、「日柱」です。

 

「日柱」は、その人の「頭」にあたる部分になります。

なので、どんなに流れにのれていたとしても、自分の「頭」が、疲れたり、疲弊して、削り落とされてしまっては、「自分らしく」進んでいるとは言えません。

 

 

「自分らしく」とは、自分の「頭」、つまり、「日柱」が、もっとも喜んでいる状態になっている時ということになります。

特に、喜ばせたいのは、「日柱」の「干支」です。

 

 

運気の流れを読み解く場合には、様々な方法がありますが、最も簡単にシンプルに観る場合は、「日柱干支」に向かって、運気がどんな「方向」から、どんな「圧力」で影響を与えているかを調べます。

 

 

例えば、「日柱干支」に向かって、ダイレクトに力を注ぎ込んでくれる場合には、「受け取る」と、「吉」となります。

「受け取る」とは、具体的には、「勉強をする」とか、「体調を整えるために、自分にとって滋養になる食事をとる」とか、「周囲に手伝ってもらう」などとなります。

 

また、「日柱干支」から、遠くに向かって、力を放出させようと引っ張り出る時には、「外向きに出す」と、「吉」になります。

「外向きに出す」とは、具体的には、「行動」です。外に向かって、ひたすらアクションを起こすことで、周りの気に影響を与えることができるのです。

なので、愚痴をこぼすのではなくて、「会社でプレゼン」をするように、分析をして、準備をして、伝えたい人に伝わる様に、伝えたいことを熱く語ります。

 

 

ただし、どちらの場合にも、「頭」が削り取られて疲弊しないことが、必須条件になります。

 

 

「気」には、「木」「火」「土」「金」「水」の五つの種類があります。

 

「頭」も、必ず、そのどれかの「気」に該当をしています。

そして、「命式」の全体の「気」をみた時に、自分の「頭」の「気」が、多い場合は、「頭が大きい」人です。

その逆で、自分の「頭」の「気」が、少ない場合には、「頭が小さい」人です。

 

「気」が多いのか少ないのかは、「命式」を構成する8つの「文字」が、それぞれどんな「気」を宿しているのかを、観るとわかります。

「頭」と同じ「気」を宿している「文字」が多い場合には、大きい「頭」となり、「頭」の「気」を宿している「文字」が、他にはなかったり、ひとつふたつくらいでは、頭が小さくなる傾向になります。

 

 

もっと詳しく観る場合には、「頭」に向かって、それぞれの「文字」が、影響を与えているのかを観るのですが、とてもシンプルに簡単に観る場合には、そこまでは考えません。

 

例えば、「頭」にダイレクトに、力を注ぎ込んでくれる「文字」が、「頭」の近く(月柱)にある場合には、小さな「頭」だったとしても、「守られている」から、けっこう強かったりします。

逆に。「頭」から、外に引っ張り出される「文字」がある場合には、「頭」から力が放出されているので、大きな頭も少し小さく削られてしまうのです。

 

 

ただし、やはり、「頭」の気が、たくさんあるのかないのかで、「個性」が別れると思います。

 

 

「頭」が大きい人は、自信たっぷりでプレッシャーに強く

「頭」が小さい人は、周囲の状況を見てから行動を起こす

 

このように書くと、「だったら頭が大きい人の方が良いの?」と言いたくなりますね。

でも、実際には、どっちもどっちです。

 

 

「頭」が大きいと、自分を押し通したくなり、なので当然ぶつかることも増えます。また、「頭」が大きい人が、考え始めると、永遠に思考ループが周り、それがどんどん重たくなっていき、自分の「頭」を支えきれなくなっていきます。もしもそんな状態で、転んでしまったら、「頭」が重たくて、自力では起き上がれなくなってしまうんです。

 

「頭」が小さいと、周りの応援を受けることができます、と言うのも、「なんとなく手伝ってあげたくなる」オーラが、自然に出ているからです。そして、応援を受け取るのも得意です。でも、あまりにも応援に「依存」してしまって、自分で何一つ考えなくなってしまったら、「自分軸」ではなくて「応戦軸」で動くことになります。

 

 

なので、「頭」は、重すぎず、柔軟で、しなやかであると良いですね。

つまり、首が軽々と回る状態を、時々、凝りを解す様に、視線を変えて、様々な方向から観察できるようにしておくことが大事なのです。

「肩こり解消」を常に心がけること。

 

実際に、上手くいかなって気持ちが焦ってくると、「首が回らなくなる」様な気分になり、体もそれに反応して、肩こりがひどくなったり、首が痛くなったりします。

 

 

だから、首を回すのは、運をポジティブに回すための、「開運行動」でもあるんですよ!

 

「頭」が重たくなりすぎたら、「余計な一言」が出やすいんです。

その前に、ぜひ、「首を回して肩を回して、大きく深く深呼吸」をしてみてくださいね。

「余計な一言」に、ふんわりとベールを掛けて言うことができますよ。

 

 

「頭」が小さくなりすぎた時は、「頭」の存在が軽く、薄くなっていきます。

自分で考えようとしても、思考が散らばっていってしまい、まとめるのが難しくなっていきます。

自分のことも、周囲のことも、なんとくなく「ふわふわ」した感じでしか、捉えることができなくなるのです。

 

これは私の主観ですが、「霧」がかかって、つかみどころのない「景色」みたいだと思います。「頭」にモヤがかかったようです。

 

その様な時には、「決断」は保留しましょう。

 

何故ならば、その「決断」は、「霧の中」で決めた「霧を掴む」決断だから、「結果」にはつながらないし、そもそも散らばっていく「決断」なので、「形」にはなりえませんよね。

 

 

そんな時には、「霧」が晴れていくのを待ちましょう。

待つ方法として、一番おすすめなのは、「睡眠」です。

それから、大好きな、お茶を丁寧に入れて飲むとか、滋養あふれる温かいスープをゆっくりと飲むとか、とりあえず、空っぽの「頭」に力を注ぎ込んであげましょうね。

 

くれぐれも、「大きな決断」はしないこと。

「頭」が空っぽの時の「決断」は、あなたの「決断」とは言えないんですよ。

大丈夫。「霧」は必ず晴れていきますから。

 

 

自分の「頭」は、「頭」以外の「気」の影響を、常に、ダイレクトに受けています。

矢面に立たされてるのです。

 

 

だから、どんなに「頭」が大きいからといって、いつも大きいとは限りません。

「頭」を削り取られる様な「気」に、攻撃を受けると、一時的に小さくなります。

小さな「頭」にも、それは、同じことが言えます。

「頭」に向かって、あまりにもたくさんの力が、一方的に投入され続けてしまうと、「頭」が重たくなってしまいます。

 

 

なので、いつも「頭」のメンテナンスを心がけておきましょう。

五行別のおすすめメンテナンスをご紹介しますね。

 

 

<木気の場合>

森林浴を楽しむ

新規オープンしたお店を覗いてみる

流行を取り入れてみる

酸味のあるもの、芽吹く勢いのある食材(山菜など)を食べる

など

 

<火気の場合>

血流が良くなる様に運動をする(冷え対策も)

日光浴をする

温泉に入る

気分転換にコーヒーを飲む

など

 

<土気の場合>

根菜類を食べる

具沢山で温かい汁物を飲む

ガーデニングをする

和食器を使う

など

 

<金気の場合>

部屋の湿度を適切に保つ

腸内環境を整える

旅行に出かける

プチ贅沢をする

など

 

<水気の場合>

むくみ対策をする

クレンジングや洗顔をしっかりとする

瞑想をする

黒い食材(黒豆・黒胡麻など)を食べる

など

 

 

 

「これをすると、スッキリして元気になれる」とご自身で感じる方法は、「頭」のメンテナンスにぴったりの方法です。

メンテナンス方法は、無限大にあるんです。何故ならば、全ては「気」だから。

それを、自分が心地良さを感じる方法で、自ら選んで、アレンジをして、ぜひ、実践してくださいね。