「伝える」と「伝わる」の狭間で格闘する日々:「気」を意識して「行動」を起こす
毎日、いろいろな方とお会いして、「運気」について話をさせていただいています。
「鑑定」と「スクール」の両方に共通する「目標」は、「暦を伝える」事です。
でも、時々、不安になる事もあります。不安が大きくなってくると、自信がなくなってくる。そうなると、テンションまで下がってしまいます。
「スクール」を本格的に形にして始動して、あっという間に半年が過ぎました。
「これで良いのかな」
「これで本当に大丈夫かな」
最近、そんな気持ちになる事も多いのです。
それは、そろそろ「次」の展開や「バージョンアップ」を意識する時期がやってきた「お知らせ」でもあり、「心」の余裕も出てきたのかもしれません。
そんな時は、「目標」を仕切り直す時です。
「目標」ではなく「目的」を意識してみる。
目標・暦を伝えること。
目的・暦の素晴らしさを知ってもらい、使ってもらうこと。
「目的」が明確になると、「じゃあどうしたら良いか」を考えることにつながるので、不安な気持ちが引っ込んでくれるのです。
私の目的は、「伝わる」ことで達成できます。
そこで、「伝える」よりも「伝わる」に目標を軌道修正する事にしました。
「伝わる」ために、どうすれば良いのか。
・「学びを結果に変える アウトプット大全」
樺沢紫苑著 サンクチュアリ出版
・「伝える力」と「地頭力」がいっきに高まる東大作文
西岡壱誠著 東洋経済新報社
この2冊は、「伝わりたい」私にとっての「バイブル」で、それこそ「穴のあくほど」毎日読んで参考にしています。
著書である、樺沢紫苑さんは精神科医でもある作家さんです。
日々とてもお忙しい中、「アウトプット」の達人です。
どれだけ達人なのかと言うと
メルマガ、毎日発行 13年
Facebook、毎日更新 8年
YouTube、毎日更新 5年
毎日3時間以上の執筆 11年
年2〜3冊の出版 10年連続
新作セミナー 毎月2回以上 9年連続 (著書より抜粋)
ブログ更新だけでも、「必死」でなんとかこなしている私にとって、この実績は「神業」としか言いようがないくらい。
この著書には、どうやってそれを「継続」しているのかの秘密が惜しげも無く公開されていて、とても参考になるし、なんといっても、励まされています。
暦を学んでいただいた皆様に、どうやって使っていただけるのか。
それが一番の、私の「願い」です。
この本に出会ってから、「アウトプット」の具体的な方法もたくさん紹介されているので、講義の最後に、その方にあった「アウトプット」の提案ができるようになりました。
著者の西岡壱誠さんは、東京大学三年生の学生さんです。
二年連続、東大受験に失敗し、その経験をバネにして、独自の「暗記術」「読書術」「作文術を編み出されました。
いわゆるこの本は、彼の血と涙と努力と、そして諦めずに戦って手に入れた「術」の「結晶」です。
「伝わる文章」とは何かを、とてもシンプルに、わかりやすく、書かれています。
文章力が上がらないのは、「失敗した感覚がないから」だそうです。「失敗」すると対策を講じて、「より良く」する行動に移せますが、「作文」は何が失敗なのか、どこが足りないのか判断することができません。
この本には、「失敗例」と、「改善例」が具体的に書かれているので、とても理解しやすいと思います。
伝わる文章は「双方向的」な文章である事。
それは、話して伝えることにも、共通して大切なことです。
講義で話をするときにも、「使える」作戦がたくさんあって、いろいろ試しているところです。
そして、何より私の「強み」は、伝えたい相手の「取扱説明書」を知ることができることです。
お誕生日から導き出される「命式」には、その人の「好み」を、明確に示してくれています。
四柱推命の「命式」は、生まれた年「年柱」、生まれた月「月柱」、生まれた日「日柱」、生まれた時間「時柱」の4つの「柱」があります。
その中で、生まれた月の柱の「十二支」と、生まれた日の柱の「十二支」は、その人の「今世」での「思い」を示しています。
月柱の十二支は、「社会の中での自分の思い」
日柱の十二支は、「生まれ持った自分の思い」
鑑定では月柱の十二支を基準として読み解いていきます。
それは、人は社会的動物なので、「社会の中の思い」が、物事を選択していくときの基準となる「核」になるからです。
そして、日柱の十二支が、「どのように受け止めるのが自分らしいか」で、二つ合わせて読み取っていきます。
それを知ると、「何を大切に感じるのか」「どんな風に表現したいのか」がわかります。
そこをまず落としこみ、「心の琴線」が素敵な音色を出すように、その方にぴったりな、話す内容や、話し方を「研究」しています。
でも、一番効果的なのは、「自分でする」ことです。
「命式」を見ていただき、自分の「命式」を好きになってもらうこと。
そうすると、「自動的」に、「好き」にベクトルが向いてくれるので、「好き」な方向に「行動」も一緒に向いてくれます。
「好き」になってもらうため、「伝える」から「伝わる」へのシフトチェンジは、始まったばかりです。
下半期に向けて、新しいカリキュラムも作成するので、「伝わる」テキスト作りに、日々奮闘しています。