日主火気の人は炎上注意!
日主(生まれた日に巡っていた十干・五行)が「火」(丙・丁)の人の特徴は、なんといっても情熱的に愛に生きる人だと思います。
文字通り「火」(熱)が燃え広がっていく様に、周囲に熱い気持ちを伝えていくイメージですね。熱い気は、ムーブメントを起こし、時代の流れを変える力になることも。
ムーブメントは豊富な「木」が栄養源となります。
五行(木火土金水)はそれぞれ影響し合いながら存在しているのですが、その中で「火」と「木」は「相生」の関係だと考えます。
「木」の母が「火」の子供に対して力を注ぎ、それにより「火」は成長していきます。薪を足すと炎が大きくなる感じ。「火」にとって、一番身近で影響を受けやすい存在が「木」となるのです。
木気は情け深い性質があります。情けをかければかけるほど、火気は栄養をもらって大きくなります。誰かのことを心配して、あれやこれや気持ちを向けるほど、熱い思いはますます熱くなっていく。
もしも薪を際限なく炎に足していったとしたら…。炎はどんどん大きくなっていき、勢いよく燃える火は収拾がつかないほど燃え広がる。そして四方八方を炎は飲み込み、焼き尽くしてしまう。
日主「火」の人は、ついやり過ぎて、周りから「面倒くさい人」だと言われてしまう傾向があります。愛情の注ぎ方が強過ぎて、相手との距離が近過ぎて、失敗することが多いと思います。
ではどうすれば良いのか。
それは火加減を見ながら必要な薪を足していくように、情けのかけ方を工夫してみると良いですね。
人間関係の場合では、自分のことを蔑ろにするような、情けをかける必要ない人に対しては、きっぱり距離を置く。関わらない。
世の中の出来事に対しては、なぜそうなっているのかを冷静に試行して分析してみる。分析してみると手助けが必要なのか少し見えてくるはず。
応急処置として、頭に血が上りそうになったら、3分間深呼吸もおすすめ。
これ、かなり効くと思いますよ!