「占い的」人の立場で考える方法
「命式」を観るときに「自分の感覚で観ない」ことを意識しています。
自分の感覚は「色眼鏡」のようなもの。自分色に「命式」を解釈すると「自分都合」で捉えてしまいかねないと考えているからです。
それでは「相手」に寄り添った解釈とはなりませんから。
実は「色眼鏡」は「命式」を観るときだけ発動しているのではありません。いつも何時も発動していて、だから、皆んな、結局のところは「自分の色」でしか物事を見ることはできません。
万人に共通に「運気」は流れていているのですが、感じ方や受け止め方がそれぞれ異なるのはそのためです。
そんな「色眼鏡」ですが、特徴を知ることはできます。
生まれた日に巡っていた「十干」(五行)が、その人の「顔・頭」。つまり「色眼鏡」。五行の特徴は「色眼鏡」の特徴でもある。
自分の「命式」を知ることは、「色眼鏡」の特徴を知ること。
運気の受け止め方の癖を知ると、過去に「やらかしたこと」を俯瞰して感じられて、今後の対応に利用できると思いますよ。
では、実際どのようにして「命式」と向き合っているのかというと、その「命式」の「色眼鏡」になったつもりで想像してみる。私が持ち合わせていない五行の「色眼鏡」の場合は、なかなかイメージが湧いてこないのですが、それでも繰り返し挑戦していくと、「妄想」上手になっていくような気がしています。
そしてそれは、問題にぶつかって困ったときに、自分以外の「色眼鏡」で考える練習にもなって、役に立つのではないかと考えています。